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大竹談話「私たちは衆院選をどう戦うか」

 

総選挙で市民の底力を示そう! ~戦争か、平和か? 独裁者に希望はない~

 

進め!ドクター大竹の会 大竹進

 

 一夜にして政党ができ、一夜に政党がなくなる異常事態です。おまけに、前原代表は「政治資金を配ったうえで、希望の党に合流」しました。有権者・市民から見れば「振り込め詐欺」「やるやる詐欺」です。「資金の山分けと解党」が合法だといわれても、出どこが私たちの血税である政党助成金やカンパでは怒りは収まりません。選挙できっちり市民の底力を示すことを訴えます。

 今回の総選挙で、「自公も希望の党も過半数はとれない」、「自公と希望・維新」が連立する可能性があり、「大政翼賛会の再来」と警鐘を鳴らしている人がいます。

 現在の混乱は、今から約80年前、戦前の歴史と酷似しています。キーワードは、「国難突破」「解党・分裂」「大政翼賛会」です。

 日中戦争が勃発した1937年ころから「国難突破」という言葉が氾濫していました。その後、1940年10月、ナチスを真似て「大政翼賛会」が発足しました。同時期に労働組合の全国組織も分裂・解散が続き、その1年2か月後には太平洋戦争が始まっています。

 そして、共産党を除く左翼政党と右翼政党が一気に「解党」し、内閣総理大臣が総裁となる大政翼賛会に合流しました。政党が消滅した後は軍部の方針を追認する「翼賛体制」が出来上がりました。戦争が始まった4か月後の衆議院選挙では、大政翼賛会は陸軍の機密費を選挙資金に使い、定員と同数の466人が立候補し381人(82%)が当選しました。大政翼賛会は全国民の「心とお金」を戦争に動員させる重要な役割を果たしました。

 誰でも、「同じような状況に置かれた時に、同じような判断と行動をとる」のが一般的です。同じ過ちを犯さないためには、歴史に学ぶことが必要です。

 

 今回の総選挙では、立憲主義を否定し集団的自衛権容認、戦争法・共謀罪を強行採決してきた自民・公明党と維新には投票しないことを呼びかけます。さらに、憲法改正を掲げ、戦争法を肯定する希望の党にも投票しないことを訴えます。

 大政翼賛会を否定する市民の意思を明確に示しましょう。野党三党(立憲民主党、共産党、社民党)が1/3以上の議席をとれるよう全力投球いたしましょう。

 比例区では、立憲民主党、共産党、社民党に投票することを強く訴えます。青森県の小選挙区で白票を投じては、大政翼賛会を否定する市民の意思を示すことはできません。小選挙区でも明確にノーの意思表示を示しましょう。棄権は相手の思うつぼです。投票を強く訴えます。

2017年10月7日

 

 

 

 

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